抜け毛が大量の場合は膠原病の疑いがある

抜け毛と一口で行っても少ない場合は、自然発生的なヘアサイクルによるものと、
たとえばびまん性脱毛症によるものなどがあります。

 

しかし、抜け毛の量が極端に多い場合は実は膠原病という難病が
原因ということもあり得ます。

 

難病とされる膠原病とは

膠原病の治療方法は現段階では確立されていないので、いわゆる難病になります。
端的には自己免疫疾患で、身体中の関節や筋肉、皮膚や血管などに炎症が起こりますし、
疲労感や発疹、高熱などの症状が見られることもあります。

 

膠原病は特定の病気ではなく、たとえば強皮症や皮膚筋炎もこの病気に含まれ、
関節リウマチや全身性エリテマトーデスも膠原病に含まれます。

 

この病気の原因は解明されていて、
それは体内の成分にリンパ球や抗体が拒絶反応を起こすために、
本来であれば身体を保護するための免疫機能が
逆に正常な諸器官の組織を破壊する病気です。

 

先に述べたように治療方法は確立されていませんが、
症状を制御することは可能です。

 

典型的な症状としては、体内で炎症が起き、炎症が毛穴や肌にダメージを与えます。
個の場合、発疹や高熱の症状が見られると同時に、
ほとんどすべての場合、大量の毛髪が抜けるという症状が見られます。

 

膠原病のうちの全身性エリテマトーデスは1万人に1人の確率で発症するというデータがあり、
男女比では女性が男性の10倍ほどの発症率とのことで、
年齢的には。15〜40歳の女性に多く見られることから、
何らかの理由で女性ホルモンが関係しているのではないかとも言われます。

 

膠原病で発生する抜け毛の特徴

先に述べたように膠原病で抜け毛が発生することがあります。
その特徴は、大量の抜け毛が発生することです。
これは通常とは異なりますから判別がつくでしょう。また局所的に抜け毛が発生します。

 

たとえばある朝、起きた時に大量の抜け毛があるような場合は、即内科を受診しましょう。

 

今できる膠原病の治療方法とは

膠原病での抜け毛は、薬物治療で、主に免疫抑制剤とステロイド剤などが使用されます。
ところが副作用で抜け毛が起きることもあります。

 

例えばアトピーの改善には免疫抑制剤とステロイド剤を使用することがありますが、
個の副作用で大量の抜け毛が発生することがあります。

 

また、免疫を抑えるための治療法ですが、頭皮が刺激に負けてしまい、
抜け毛が進行しやすくなったりもします。

 

膠原病と診断されてもめげないようにする

膠原病と診断されて悩むよりも、めげないで前向きに治療するようにしましょう。
つまりきつい症状はあっても、即生命の危険がある病気ではないのです。

 

その場合、抜け毛対策とりあえずは後回しにします。
抜け毛以外の症状が改善に向かってきたら、頭皮を清潔にして、
髪の毛と頭皮に必要な栄養素を育毛剤や食事で補給し、
適度の運動で血流を良くするようにしましょう。

 

そうすれば、一旦抜けた髪の毛も、毛母細胞は生きていますから、
また健やかな髪の毛が生えてくるでしょう。
頭頂部 薄い